物語
日々の雑務に勤しんでいた警視庁編纂室のもとに、
行方不明人の捜査依頼が舞い込む。
依頼者は峰岸さおり。探して欲しいのは中学生になる娘
【峰岸紫音】だという。

紫音の友人から、紫音がよく高級ブティックに顔を出していたことを知り、
編纂室の面々は紫音の失踪が【K*オルレア】という
高級ブティックを来店した前後であることを突き止める。
【K*オルレア】の店長【高嶋紅】に頼み、
店内の監視カメラの映像をチェックしてみると、
確かにビデオには試着室に入った紫音の姿が映っていた。
しかし、ビデオの中の紫音はその後試着室から出てくることは無く、
服だけを残して忽然と姿を消してしまう。

試着室から紫音が消えたのか、それともビデオに細工がされているのか。
困惑する一同の前に、さらに奇妙な情報がもたらされる。
現在【 K*オルレア】が建っている場所に以前あったブティックでも、
試着室に入った客が行方不明となる事件
複数発生していたというのだが――。
登場人物
風海 純也かざみ じゅんや
警察史編纂室に所属する警部補。25歳。
国家公務員第1種(いわゆるキャリア)として警視庁に
採用され、一時期は捜査一課に所属していたが、とある
怪異事件の捜査をきっかけに今の部署に異動となる。
怪異事件に対して、科学的にもオカルト的にも思考を
広げることの出来る柔軟な思考力を持つ。
小暮 宗一郎こぐれ そういちろう
警察史編纂室に所属する巡査部長。29歳。独身。
ベテラン刑事然とした風貌を持つ体育会系刑事。
礼儀正しい熱血漢で、その見た目にたがわず腕っ節も
相当強い。
が、流血や怪談、怪奇現象に拒否反応を示すなど、
意外な一面も持ち合わせている。
犬童 蘭子いんどう らんこ
風海や小暮の上司で、階級は警部。
警察史編纂室のヌシとして、日々業務ではなく
公営ギャンブルや昼寝にいそしんでいる。
部下達が関わっている事件に興味が無いのか、常にダラダラと
しているが、稀に含蓄のあることを言って周囲を驚かせる
謎の人物。
怪しげな大阪弁を話す。
賀茂泉かもいずみかごめ
警察史編纂室に所属する警部補。25歳。
学生時代に渡米しプロファイリング技術を習得。
帰国後、入庁し、科学捜査研究所プロファイリング
研究チームの一員としてその知力を遺憾なく発揮していた。
オカルトの存在を全面否定しており、オカルトを容認する
風潮を持つ編纂室のあり方を変えるべく情熱を燃やし、
あえて編纂室に異動してきた。
毒舌で常に高飛車な態度をとるが、自覚は皆無。
羽黒 薫はぐろ かおる
警視庁刑事課の警察官。
その見た目と愛想の良さから、周囲の上司や女性陣に
可愛がられている。
オカルトオタクで、編纂室が扱う事件にも興味を
持っている。
道明寺 秋彦どうみょうじ あきひこ
風海たちの前にふらりと現れ、編纂室に怪異事件を
持ち込む謎の人物。
警視庁の刑事だというが、登場するたびに名乗る役職や所属が
異なり、その実態はようとして知れない。
怪しい人物ではあるものの、持ってくる情報は編纂室の
メンバーにとって貴重なものが多く、疎ましがられながらもある種の信頼を勝ち得ている。
霧崎 水明きりさき すいめい
都内の三流大学・須未乃大学で講師を務める民俗学者。
都市伝説やオカルトにおける知識はかなりのもので怪異事件の
解決の糸口になることも多々ある。
中学生のときに両親を失って以来、父親の親友だった
風海純也の父の家で生活を共にする。
純也にとって実の兄同然の存在。
長年追いかけている事件があるようだが、
本人は口にしようとしない……。
式部 人見しきぶ ひとみ
鴨根大学付属病院の監察医にして、 同大学の助教授として法医学を教えている。
霧崎とは大学時代からの友人だが、
対照的なオカルト否定派
己の信念を曲げず、怪異にも現実的な理論でアプローチする姿は、編纂室の捜査にも少なからず影響を与えている。
過去に怪異事件を体験し、心と体に大きな傷を
受けたらしいが、本人は口を閉ざしている。
間宮まみや ゆうか
霧崎が講師を務める須未乃大学の学生で勝手に助手を
名乗っている自称・オカルトジャーナリスト。
『狗山女学校神隠し事件』の生き証人でもあり、事件を
きっかけに超常現象に強い興味を持つようになる。
怪異事件の正体を解き明かすことに迷惑なまでの情熱を
燃やし、その行動力は常に編纂室のメンバーの手を
焼かせる。
本人のやる気に反比例し、霊感は全くの0。
進行方法
セルフクエスチョン

その名の通り、主人公による『自問自答』、それがセルフ・クエスチョンです。
シナリオの節目節目に発生するセルフ・クエスチョンでは、それまでの状況や推理を整理し、今後の捜査の方針を決定することになります。
ここでの選択によって、その後のシナリオの展開に大きな変化が出ることもあります。

カリッジポイント

ゲーム中に登場する選択肢の一部には、オレンジ色のマークがついているものがあります。
事件捜査において、何か重要な決断を迫られる時、あるいは、果断な決意が必要とされるとき、『カリッジポイント』を消費してその選択肢を選ぶことができます。

推理ロジック

『推理ロジック』では、ゲーム中で手に入れたキーワードや人物名を組み合わせ、事件とその関係者の相関図を作っていきます。
例えば人物Aと人物Bの関係に『AがBを殺害した』や『AとBは兄弟だ』というように【殺害】や【兄弟】と言ったキーワードを当てはめていき、事件の真の姿を導きだします。

データベース

ゲーム中に警察用語やオカルト専門用語が登場すると、演出が入り、データベースへと登録されます。
『FOAFデータベース』では、それらのゲーム中に登場した都市伝説や怪異事件にまつわる話、警察用語やオカルト知識を一覧することができます。

追加機能

シナリオの全体像を把握できる『分岐ツリー』に、選択した箇所へとジャンプする機能が追加されました。
分岐ツリー画面から、その時のプレイで通過してきた分岐部分を選択すると、ダイレクトにその箇所へ移動することが可能となります

音物保管室

流行り神の音楽を自由に聞くことができる「音物保管室」
ゲーム内で特定の条件を満たすことにより、音物保管室で再生できる楽曲が増えていきます。

ミニゲーム【旧校舎のメリーさん】

本タイトルには、シェアリングできるミニゲーム【旧校舎のメリーさん】が収録されています。
お互いにソフトを持っている人同士でお楽しみいただけるのはもちろん、一本のソフトがあれば
シェアリングを通じて、最大6人のプレイヤー(6台のPSP®)でプレイ可能となっています。
ゲームはスゴロクのようなボードゲームです。
プレイヤーは、追いかけてくるメリーさんから逃げながら、玄関の鍵を集めて脱出することを目指します。

製品情報

タイトル:流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
ジャンル:都市伝説推理アドベンチャー

  • 対応機種:
  • PSP® (PlayStation®Portable)

CERO: